古代の人が信じた石の力


地球のエネルギーを蓄えた石たちに古代人はパワーを感じ

お守りにしたり、未来をたずねたり、

さらには病気やケガを治癒すると信じていました。


アレキサンダー大王は兵士に「磁鉄鉱」をもたせ、ナポレオンは「ダイヤモンド」の装飾を剣に施し、石に望みをかなえる力があると信じていたのです。先人はその力を医療に役立てようと、鉱物をキズ口にあてたり、粉にして塗ったりもしています。水銀を含みながら、適量なら漢方薬にもなる「辰砂」や「軟石膏」の解熱作用のように化学的に効能が認められている鉱物も実際にあります。

奇跡のお守り

アメリカ・バージニア州には、キリストの最期を聞いた妖精の涙から、「十字石」ができたとの言い伝えがあり、キリスト教徒がお守りとして大切にしています。

傷の手当てに

緑に赤い斑点のある「ブラッドストーン」は、その赤い色から触れるだけで血液の流れを止める力があると考えられていました。実際に粉末にして止血剤にしたそうです。

愛を誓う

長石の一種で透明度の高い「ムーンストトーン」はインドでは幸運を招く聖なる石。 恋人同士に優しい愛情を抱かせ、満月の日に口に含むと運命がわかるとされています。

古代のお医者さま

不透明な輝きが魅力の「ジャスパー」は病気の原因を取り除く力があると考えられていました。ヘビにかまれたとき、傷口に当てて毒をだすことをすすめる文献も残っています。

女性の不貞を暴く

ロンドンの博物館にある「サファイア」は、、身に着けた女性が不義を犯していると色が変わると信じられ、サファイアの持ち主が恋人を試すために利用しました。