
縞模様が特徴のアゲート
化学組成は最もありふれた鉱物(石英)
石英は大粒の結晶になると水晶と呼ばれます
小さな結晶が集まって塊(玉髄)となり
その塊の中で縞模様を描いているものがアゲート(瑪瑙)です
産地
- メキシコ
- ドイツ
- イタリア
- エジプト
- 中国
- マダガスカル
- インド
- etc…
鉱物の特徴と活用
カルセドニーの一種
内部に独特な縞模様を持っているものを区別してアゲートという。縞模様が直線になって平行なものをオニキスという。
ケイ酸分火山岩の空洞内に結晶化していくことで生成し化学組成は最もありふれた鉱物の石英です。縞の色は細かい石英結晶の介在物によって異なり、鉄分が入ると赤になるなどさまざまで、含まれる不純物によって、緑、黒、青などの色がある。
太鼓の水が内部の空洞に入っているものがある。
活用法・伝説など
今は貝でつくられている装飾品のカメオは、もともと瑪瑙の縞模様を利用してつくられていた。
スライスして販売されている瑪瑙の中には、縞模様をさまざまな色に染色し、 鮮やかさを増しているものがある。切断面は植物や動物を連想するような模様があるため貴重なものとされた。
シシリアにあったアカテス川で最初に産出されたので、アゲートという名前がついたという説がある。和名の瑪瑙は、原石の外観が馬の脳に似ているためつけられたとされる。
癒しとパワーストーン的な見解
癒しから…
コミュケーション能力を高め、人間関係を円滑にする。緊張、不眠の解消、またネガティブな考えを好転し、積極的に行動することをサポートする。湿疹や吹き出物の解消。創造性を高め、再生や成長を促して若さと美しさをもたらすとも言われる。
1世紀のプリニウスによれば
”アゲートは、蜘蛛や蠍の毒を消す力がある。 特にインド産のアゲートには、風景や動物の形が浮き出したものがあり、それを見ると目が休まり、口に含むと渇きが癒やされる。”
伝承から…
ペルシャでは、この石を焼いた煙が台風や竜巻の進路を変更し、川の流れを止めると信じられていた。 古代ローマではアゲートの指輪をすると魔術が高まると信じられていた。また、ヨーロッパではアゲートを身に付けていると敵の剣から身を守ることができるとしていた。中世ヨーロッパでは粉末にしたアゲートを舌に乗せると毒に侵された人を癒すと言われた。中東ではアゲートは誰かが埋めた宝を埋めて隠した場所を探し出す力があるといわれ、ユダヤ人の間で転んだりつまづいたりするのを防ぐと言われた。
中世ドイツの女性神秘家 ヒルデガルトの書き記した効能
毒虫(蜘蛛や蠍など)に刺された時、温めたアゲートを刺された場所に当てると毒が回るのを防ぐ。アゲートを素肌に当てて温めるようにして携帯すると賢い慎重な会話ができる。肌に当てて持っていると癲癇の症状が改善される。精神的に病んでいる場合は、アゲートを3日間つけておいた水を温め、食べ物をこのお湯につけて温めて口にする。飲水にも必ず飲む前にアゲートをつけるようにする。これを5ヶ月続けると意識も健康の回復すると書き記している。
中世のスコラ神学者アルベルトゥス・マグヌス
白い脈の黒いアゲートは、あらゆる危険や心配事を解消し穏やかな心情になれるとしている。白いアゲートや、黒い脈のアゲートは、ポジティブな考えになり機知に飛んだ勇気のある行動につながるとしている。礫状のアゲートは、争いごとを鎮め事業を成功に導くとしている。