カーネリアン; carnelian ; 紅玉髄(こうぎょくずい)
化学組成:SiO2
硬度:7
酸化鉱物

鉱物としての特徴など
産地
インド
ブラジル
ウルグアイ
スコットランド
カーネリアンはオレンジ色のカルセドニーで、多くの文化で様々な歴史を持つ石英の結晶形である。オレンジ色は鉄の酸化物を含有するためでわずかに縞模様が入ったものもある。
カーネリアンは主に縞目のない無地の赤色のアゲートをいう。紀元前2500年頃のメソポタミア、ウル王墓からこの石の首飾りが発見されたのをはじめ、装飾品や印鑑、印章としてよく用いられ、その有名なものにナポレオンの八角系の印章がある。
伝説とかパワーストーン的見解
カーネリアンは、古くからイスラム教徒に護身符として神聖に扱われ、混乱の中でも平静を保たせてくれると信じられてきた。
中世ヨーロッパでは、キリストの真理への情熱を表現する石と考えられた。
オーストラリアの先住民族のシャーマン・ドクターは、全ての病気を追い払う護符としてカーネリアンを使用した。悪霊・悪夢を追い払い、家が壊れたり壁が落ちたりする事故から救ってくれるとも信じていた。
できもの、呼吸器系疾患を治療し、声を強くし、出血を止める功があるとされた。雄弁にしてくれる医師としては特に有名である。
精神的には、血の流れを鎮める石ということから怒りを抑えるという。尊厳を持たせ、戦いにおける勇気を与えるとも言われる。