ソーダライト(方ソーダ石)
化学組成:Na8Al6Si6O24Cl2
珪酸に比較的乏しいアルカリ火成岩の初成鉱物として産出します。
ソーダライトは紀元前から知られていた青い宝石の一つで、
ラピスラズリやアジュライトと共に、魔よけの目的で使われていました。
鮮やかな色は、宝飾として使われる一方で粉砕されて顔料としても
使われました。しかし、青い色を持ちながらも、ソーダライトだけは
顔料から外されました。粉にするとせっかくの青が消えてしまうからです。
この性質がソーダライトをアジュライトやラピスラズリと区別する識別点に
なっています。
古くは眼の病気の治療に用いられたとされ、他には新陳代謝を活発にし、
解毒作用もあるといわれています。
ソーダライトという名前はナトリウムの含有量が高いところから、
ナトリウム(Soda)を含む岩石(lithos)という意味で付けられました。