ルチル(金紅石)
化学組成:TiO2
硬度:6~6.5
ルチルは装飾品としても鉱石としても幅広い用途があります。
特徴的に柱状の結晶を成す鉱物で、双晶を形成しやすいです。
普通は柱状結晶ですが、粒上、塊状、針状にもなりやすいです。
なかでも、黄褐色や黄金色の光沢を放つ針状集合体は俗に
「太陽ルチル」と呼ばれています。
板状の赤鉄鉱を基盤に双晶して放射状に伸びたルチルが
まさに太陽のように見えます。
ルチルは鉱物の中のインクルージョンとしても見られます。
微笑な針状結晶がルビーやサフィア、石英の中に入る事があります。
針状結晶のルチルが水晶に入りこんだものは、針入り水晶といいます。
チタン(Ti)という金属は硬い割りに軽く耐腐蝕性に優れているという
特徴があり、航空機やロケット、船舶等の部品を作るために重要な
要素となっています。
人体に埋め込んでも生体組織と反応しないため、人工関節などにも
使われています。