【 色が変わる石 】
★光の干渉で虹色に光るラブラドライト
ラブラドライトは曹長石成分が50~30%と灰長石成分が50~70%からできた固溶体です。
屈折率の違う層が、内部に規制正しく並んでいて、それらの光が反射すると、
干渉を起こして虹色にゆらめき、光って見えます。こうした色のゆらめきを遊色といいます。
七色の美しい光を放つ色として知られているのがラブラドライトです。
★水もしたたる いいオパール
オパールには水分が含まれているため、乾燥するとひび割れます。
また、水にぬらすと、最も美しく輝いて見えます。
そのため、オパールを保管するときは、水の中にいれておくことが多いです。
オパール内のシリカの微粒子の大きさや重なり方によって、虹色の見え方が変化します。
★光によって色が変わるアレキサンドライト
アレキサンドライトは光源によって色が変化する性質を持っています。
太陽光の下では緑色、白熱電灯の下では赤色になります。
結晶にわずかにクロムが含まれていて、それが決まった光の色を選択的に吸収したり
反射したりするからです。
★空気に触れると色が変わる斑銅鉱
銅の鉱石として利用される斑銅鉱は、本来、赤銅色ですが、空気に触れると化学変化を起こし、
紫色や青色を帯びたメタリックな虹色の光を放つようになります。
★見る角度によって色が変わる きん青石
きん青石を光を透かして見ると、見る角度によって色が異なって見えます。
この性質を多色性といいます。きん青石は、多色性の著しい鉱物として知られています。
鉱物の中を光が通過するとき、決まった波長の色の光が吸収されると、その反対色が目立って見えます。
きん青石が90度方向を変えてみえると色が変わるのはそのためです。