下の絵がうきあがる石

【 下の絵がうきあがる石 】
 
★絵が浮かび上がるテレビ石(ウレキサイト)
 
ウレキサイトという石は、絵の描いてある紙の上に置くと、石の表面に絵が浮かび上がってみえます。
その様子がブラウン管のように見えたため、テレビ石と名づけられました。
 
ウレキサイトは塩湖が干上がったところに形成される鉱物で、透明な繊維状の結晶が平行に
整列してできています。
文字の上にウレキサイトを置くと、文字に当たった光は、繊維の端から入り、繊維の壁に反射しながら、
上の端まで伝わって私たちの目に届きます。そのため、上から見ると、下の画像が石の表面に浮かび
上がって見えるのです。
これを「グラスファイバー効果」といいます。
インターネットの回線に使われている光ファイバーも、これと同じ仕組みです。
 
 
★二重に見える方解石
 
方解石を通して見ると、下に置いた文字が二重に見えます。
これは、下の文字に当たった光が方解石の中を通るときに、まっすく進む光と曲がって進む光に
分かれるためです。この現象を「復屈折」といいます。
 
復屈折はほかの鉱物でも見られますが、方解石は復屈折の程度が高く、透明度も高いためはっきり見えます。