マラカイト ; malachite ; 孔雀石 (くじゃくせき)
Cu2(CO3)(OH)2
硬度 ;
ザイール・モロッコ
マラカイトは銅が変成したもので、
銅製品の表面に現れる緑青に似た成分でできていて、
銅鉱山の表層部に産出する二次的鉱物です。
銅の主要鉱石である黄銅鉱が水に溶け、
水に溶けている二酸化炭素と反応して生成します。
結晶形が明らかな状態で産出することは非常に少なく、
針状、放射状、ぶどう状、毛状などの塊で見られます。
鮮やかな緑色の発色は銅によるものです。
マラカイトは磨いた時に孔雀の尾にあるような縞模様が現れるので、
この名がつきました。
古くから、幼児のお守りとして重用されてきました。
このお守りをゆりかごに吊るしておくだけで、
邪悪な魔法が幼児を害するのを防いで、
あらゆる災難を防いでくれると信じられていました。
磨いたマラカイトは目のように見えるので、
邪眼を防ぐのに最高の効果があると言われ、胃を強くし、
幼児が怪我をしたり痙攣したりするのを防ぐとも言われていました。
3000年以上前から銅を採るための鉱石としても利用されてきましたが、
顔料や装飾品としても利用されてきました。
古代エジプトでは、クレオパトラが粉末のキプロス産のマラカイト(孔雀石)を、
アイシャドーに使ったといわれています。
ロシアのエルミタージュ美術館には「孔雀の間」があり、
ニコライ1世が皇妃のためにつくらせた部屋で、
柱や花瓶などの調度品に孔雀石がふんだんに使われています。
天秤座・射手座
天王星
3チャクラ
4チャクラ
現在もマラカイトは不運を遠ざけるお守りとして知られています。
深い緑色を持つことから、ストレスを和らげ、
精神を落ち着かせる石と言われています。