アメジスト(紫水晶)
化学組成:SiO2
硬度:7
水晶のグループ。ごく微量含まれている鉄分イオンの影響で紫色になります。
3世紀頃の中国で世界で初めての薬学書「神農本草経」という本が書かれ、
アメジストは粉末にして服用すると不老長寿の効が得られるとあります。
アメジストは微量の鉄(Fe)元素で美しい紫に発色しています。
不純物として存在している鉄分の効果で人体の代謝作用が上がったのでしょう。
その水晶が‘妙薬’として取り扱われていますが、当時は水晶の中に鉄イオンが
あるという事は知られていませんでした。
この石の示す紫色が宗教的、霊的権威の高い色とされていたため、
昔からさまざまな分野の多くの人々に使用されてきた鉱物です。
古代エジプトでは装飾品や護符として、また、ユダヤの祭司の胸当てに飾られ
キリスト教世界では「司教の石」として全員がこの指輪をはめたといわれています。
古代ギリシャではアメジストは酒酔いを防ぐと信じられ、アメジストで作ったグラスで
酒を飲んだといわれています